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2018.08.24

ジルコニアの島残し方法とシンタリング!(アイランド)

 

 

こんにちは!

お盆もあけて8月あと1週間で終わっちゃいますね…

 

ジルクエストのえっちゃんです!

 

最近は忙しくさせていただいて

更新をさぼりぎみでした 笑

 

 

 

 

今回はお盆前に立て込んだケースについて

ジルコニアフルマウスについて更新したいと思います!

 

 

ケース1

 

ケース2

 

特別なケースです

ボーンアンカードブリッジジルコニアで製作したケースです!

ジルコニアディスクは強度があるものを優先しました!

 

唇側は築盛です

 

 

 

ケース3

 

同時期に7から7のフルマウスもありました

 

 

正直、こういったケースが届くと気分げんなりします・・・

プレッシャーかかってくるので 笑

 

 

 

こういった大きいケースミリングするときは

9時間程のミリングを予定して削りだすので

 

削り開始は帰る前ポチっと押して帰ります!

 

次の日の朝きちんとミリング完了していればいいのですが

 

・ミリングバー折れてエラー

・島残し中身削ったものひっかかってエラー

 

そしてもっともなぞのエラー

”スピンドルに許容範囲を超える電流が流れました”

 

 

これは本当に気まぐれででてくるエラーなので

一番腑に落ちないですよね・・・

 

 

 

でも、なぜ9時間もかかるのか!

後のシンタリング収縮による変形防止するために

島残し(アイランド)必要になり

その部分削りだすからです!

 

 

 

赤枠のなかすべて削ります!

島残し方法ですが、弊社ではくりぬいています

 

 

実際はジルコニアディスク3分の1しか必要ないのに

このケースでは島残し部分含め3分の2使用しました

 

シンタリングが終われば島残しはいらないので

島残し部分は、本当は単冠6歯くらい削れるのに・・・って単純計算してしまいますよね 笑

 

タイミングが合えば

島残しの中の部分に単冠などをいれて

一緒に削り出す方法もあります!

 

他にも、島残し方法ですが

くりぬかない方法島残しの厚みを薄くしてくりぬかない

など

さまざまな方法があるので、いまのところこの方法が良いというのわかりません

 

 

シンタリングを経て変形した際

 

・島残しが原因なのか

・サポートピンの数・太さ

・ポンティック部分や肉厚部分への配慮が足らなかった

・ジルコニアディスクの選択

・シンタリングの環境

・デザインデータ自体が歪んでいる

 

などなど、いろんなことが要因になってくるので

シンタリングで変形したと思って原因追求しても

実際では、データが歪んでしまっていたなんてことになると

シンタリング以前問題だったりするので

 

この辺は非常に難しいですよね・・・

 

 

私もシンタリングについて教わる機会があまりなかったので

最初のころは本当に・・・大変苦労しました・・・

 

 

今ではCAD/CAM システムを駆使しながら

ここ2年くらいはデータの歪みは無くなりました!

 

 

 

↑実際にシンタリングしたジルコニア

 

最近は変形もなく良好な適合なのでプレッシャーも緩和されています 笑

 

 

 

 

 

模型の適合

 

 

 

 

唇側を築盛し、艶出し完成まで

 

 

 

 

口腔内へセット

 

 

 

 

ここ最近はちあきちゃんも

ジルコニアのシンタリングについても知識が増え

絶賛成長中です!!!!

 

相棒です(勝手に言ってます 笑)

 

 

 

CAD/CAMをはじめ、ジルコニアについても

経験や知識が浅いので

もっともっと経験をつんでいきたいです!

 

 

今後とも応援よろしくお願い致します!

(暖かく見守っていただければ・・・笑)

 

 

 

ではでは~~~

 

 

 

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